鹿児島市内多賀山公園には、薩摩出身のバルチック艦隊を破った
東郷平八郎元帥の銅像が錦江湾を見渡せる場所にあり
よく軍艦がお参りに訪れますが潜水艦は初めて見ました。
亡き父は戦争経験者ゆえ、憧れだったのか
海軍兵学校の「五省」を毎夜寝る前に、小学校位まで唱えさせ
反抗期に入りしなくなりましたが、三つ子の魂百までと言いますが
父の教えは、私をリベラルな人間には成長させる筈も無く現在に至りました(笑)
戦争のシーンがTVで流れると、いつも涙を流していました。
祖父も船乗りだったので、思い入れがあったのかも知れません。
高校も神道系の学校でしたので、毎日、日の丸を仰ぎ見ておりました。
しかしながら、母方が五島出身の熱心なカトリック信者の家系で、私も洗礼を受けており
ワヤクチャな家庭です。
高校進学時、カトリック系の高校にと母は言いましたが
押しなべてカトリック系高校は偏差値が高く、学力的問題が生じ
進学を断念せざるを得なかった訳です(悲)
でも、負け惜しみでもなく出身高校はとても大好きです。
それと、仏教徒バリバリの父でしたが
晩年、母と同じ墓に入りたかったのか?
入院中の父をお見舞いしながら、キリストの教えを諭す神父様の
奇襲攻撃に駆逐され、現在は奈良にあるカトリック墓地に眠っております。
母の作戦が功を奏したと、私は思いながらも、とても良かったと
父の墓前に、子供達を連れて行き、祖先を尊ぶ事を教えております。
そんな私は、自分なりに軍艦でなくサーフボードで折り合いをつけております。
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