残念
私に取り、とても印象に残る方々が
天に召されました。
直木賞作家藤本儀一さん
歌手の桑名正博さんです。
御両人とも分野は違えど最後まで大阪をベースに活動された方でした。
藤本儀一さんが高校の大先輩と言うのは
入学後知ったのですが、当時、親に内緒で観ていた
「11PM」の司会をされており、綺麗な大阪弁を喋る
ロマンスグレーの紳士というのが印象でした。
中学から大学まで「浪速」一筋と喋っておられました。
高校時代は随分やんちゃしていたようですが
新しい校歌の作詞もされ、母校を代表する大先輩でした。
弊社も屋号に「浪速」が入っているので勝手に縁を感じています。
一方の桑名正博さん、やんちゃな大金持ちの息子さんで
阿倍野の実家を見に行った、高校の同級生が大きな門構えの豪邸で
庭に蔵があり、そこで練習していると言っていたのが印象的でした。
その後の活躍は周知の通りです。
我々世代に取り
大阪が誇る三代バラード
ボロの「大阪で生まれた女」
上田正樹の「悲しい色やね」
そして、桑名正博さんの「月のあかり」です。
マイクを片手に一生懸命唸っている人がたくさんいます。
昨年、指宿の白水館でライブをされたと後で知り
今年も予定されていたので、行ってみようかと考えていたのに残念です。
綺麗な月夜を眺めると
口ずさんでしまいます。
合掌