「安定した地盤」は安全な住まいづくりの基本です。

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2012年10月 アーカイブ

2012年10月01日

仲秋の名月

昨夜は十五夜、台風一過となったので
指宿港から綺麗に見えました。

写真は腕が悪いので仕方がありませんが
本当に真ん円の綺麗なお月さんでした。

十五夜は酒席を催し、詩歌を詠む習わしがあり
月見団子、芋や豆、栗などを盛り、秋の草花を飾り月を祭るのが仲秋です。

芋は全国的にも有名で名産品ですが

まだまだハイビスカスやブーゲンビリアが
咲き誇る此の地は、暖かいのでススキは未だ見る事が出来ません。


私自身、甘党でもないので団子も
ちょっと・・・・なんで・・・

言うまでもなく月見酒に、月見鍋で一杯やりました。

かんぱ~~い
咽喉からサクカク祝いの酒が入り身体に染み渡ります。

本来収穫を祝う宴は、あまりにに波が良かったもので
ご機嫌でたくさん波に乗りましたが
その分、波にも巻かれ、海水を体内に溜め込んでしまい
 
うつむきながら、杯に口を運ぶと鼻から突然
溜まっていた海水が流れ出しビショビショになりました。

サーファーなら理解出来るでしょう(笑)

月の歌といえば、日本の名曲「荒城の月」

世界的に
故レーガン大統領にアメリカ宝と語った、日本にも馴染みの深い
先日亡くなったアンディ・ーウイリアムズの「ムーンリバー」ですね・・・

しかし、我々世代のサーファーは井上揚水の奥さんになった石川セリの

「ムーンライトサファー」です。

イントロが流れるだけで、その頃に戻ることが出来る

元サーファーガールの熟女の方々もたくさんいるのではないでしょうか?

当時の彼は夕陽に照らされ
潮の香りに包まれ、こんがり焼けたロン毛のシュッとしたサーファーが・・・・

齢を重ね・・・

顔が油に包まれ
すっかり禿げ上り、たっぷりお腹に脂肪を蓄えたオッサンでないことを祈りながら・・・・・・・

名曲「ムーンライトサーファーを口ずさみましょう」(笑)

2012年10月22日

秋の公園

121021_102803.jpg

只今、帰阪中
以前も紹介した自宅近くの大きな公園まで
ジョグ&ウォーキングに出掛けました。

夏に伸びた草木が、光を遮る程の量の緑の中を行くと
祝日に都会の人が集まりたがる気持ちが、とても理解出来ます。

大きな池があるので、大勢の釣り人、野鳥を撮影する為
大きなレンズで百人以上のカメラ小僧(年配者)が一斉に身構えています。
まるで大きな囲み取材をしている様でした。

外周道路にはジョギング、ウオーキング、自転車等など
色々な人達が、それぞれの方法で公園を利用しています。

強烈なのが、バーベキューエリア
立ち込める臭いは、鶴橋の駅に降車したのかなと思うくらいです(笑)
近所に住む友人は、住宅街にも押し寄せゲンナリしているようです。

そんな中、喧騒を逃れ、公園の中に入っていくと
羊が三頭飼育されており、美味しそうに草を食べていました。

羊は山羊等と違い草しか食べないと、遠い昔に聞かされたことがあります。

しかし、今日のオカズは間違いなく、焼肉の臭いに間違いありません。
例えば、こういう飼育方法で育てると

不思議な食肉にならないのかな?
羊毛は臭うか?

くだらないことを考えながら無心に食べる姿を眺めると
羊の眼の中の瞳は水平に拡がりを見せているので
180度以上、広角に見えているのではないかと思っていると

以前、訪問したモンゴルで息が途絶える寸前のやぎの目を思い出しました。

それは案内してくれた人の計らいで
街からかなり離れた草原に宿泊した祭

夕食にヤギをご馳走するというので
その場で、いきなり解体が始まり、小さなナイフを持ち出すと
首筋に手が入るだけの大きさの小さな傷を付け、血を流さず解体するとの事

朝青龍に似た青年は、いきなり裂けている部分に
手を突っ込み、必殺仕事人の如く、ヤギの血管を摘みあげ
ヤギは声を出す暇もなく、あの世に召されてしまいました。

一部始終より、ヤギの目ばかり見ていたので
印象に残り、何故か思い出してしまいました。

理科の実験時のカエル、撃たれた鹿の解体は経験ありますが
生きたままは強烈でした。

最終的に体と革の間に溜まった血をすくい上げ
鍋の中にある内臓と肉とを一緒に煮込み、皆に振舞われました。

身体の中にモヤモヤが残りながらも
空腹には勝てず、馬乳酒の力も借りての
初ヤギ鍋でした。

少し酔うと余裕も生まれ
見上げた草原に広がる、風と星の数と美しさが
解消してくれました。


分かりませんが、こんな事も輪廻なのかな
モンゴルの草原での思い出です。