「安定した地盤」は安全な住まいづくりの基本です。

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送り道

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仕事の視察で欧州三カ国を駆け足で巡り
昨日関空に帰国、たまった仕事をやっつけ
母の顔を見に出掛けました。

今夏86歳になりはしましたが
まだ足腰も丈夫で、学徒動員され戦争体験のある
昔の少女は心身ともに強く
耳が少し遠くなった位で元気です。

自分の言いたい事ばかり言い
1,2時間聞いて、喋って、聞いて帰ります。

ちなみに、母より少し年下の学童疎開組の
友人の母も耳が少し遠いらしく

以前から、友人が大きめのオナラを「ブッ~~~」すると

友人の母は「何やて」と喋りかけるらしく

最近は進化して「ブッ~ウンンン」とする
唸る音に対しては「お腹でも痛いんか」心配してくれるそうです(大笑)

「それは凄いな、ひょっとして、耳が良くなっているのかもしれないな」と
酒の肴にする、最悪な50歳を過ぎた二人の愚息です。

この地に引っ越し46年
前回来た際は、相変わらずの袋小路ながらの田畑だったのに
根性ですな業者さんも建売用宅地に造成されていました。

造成前はマンション方向へ住宅沿いに
人が一人通れるくらいの畦道があり
小さい川を渡り(昔は石柱が架けてありました)
右側の黒い屋根の家まで見渡せるので
私が見えなくなるまで、毎回母が見送ってくれます。

いい年をして「波乗り気をつけや」言われ
私の姿が見えなくなるまで手を振ってくれます。
恥ずかしい気はするものの

いくつになっても
「海より深い」母の愛情を感じ

時折、鼻の奥が「ツ~ン」とします。

今回、母から「どの道帰る?」と言われ・・・・

チクショ~
俺が買い取りゃ~良かった(笑)


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