この国の紅葉の美しさは世界でもトップクラスだそうです。
考えると他国で紅葉を拝んだ経験が無いなと改めて思いました。

そんなに沢山の経験はありませんが、国内各地の紅葉を観たら
トップクラスであるということは感覚的にわかるような気がします。

関西にいると神社仏閣等の庭園に拡がる紅葉も秀逸です。
でも自然の山景の方が色の数が多いのではと、白内障になりつつある眼でも感じます（笑）

それぞれの好みで「紅葉狩り」をすればと思います。

今回この地に来て
温暖な南九州にいると残念ながら山間部は別として
私が日常を過ごしているエリアにいると
春と秋の季節感が乏しく、少し物足らないものですから
今回の福島県の紅葉が目に染みました。

水も豊かで滅多にお目にかかれない林檎の実が付いている畑の様と
原風景のバランスの良さは、見ているだけで心の透析になりました。

水が豊かであるということは、すなわち美味しい地酒があり
こちらは身体のサプリメントにもなり、仕上げの蕎麦がクールダウンを施してくれます。
また、檜枝岐村には親から子へ、子から孫へと連綿と続く
奉納歌舞伎があるそうで一度観劇したいものです。

しかし、短パンTシャツの世界から夜温二度はきつかった（笑）

でも、この国の尺も文化も大したものだと
あまり縁のない東北エリアに来るといつも思い知らされます。