久しぶり写真を貼り付けてみました。
これは九州というより本土の最南端開聞岳です。
鹿児島市内に行ったついでにしては少し遠方なのですが
5年振りの訪問で家内の故郷でもあります。
このショットは良く使われており、雑誌など空港内でも見かけており
大前研一氏もここからの風景がいたくお気に入りだと・・
何かの雑誌で見かけた記憶があります。
何を隠そう
25年前には、私が毎日サーフィンしていた場所でもあるわけです。
北上してくる台風、冬の西高東低が決まった時などご機嫌な波で溢れており
何度か死に直面した場所です(笑)
だから散骨はこの当りにしてと頼んでいます
天気の良い日は、遠くに屋久島の稜線が見る事が出来、夜には満天の星空が広がり
この季節には美味しい芋が収穫され、有名な白波の焼酎工場があり・・
近くの枕崎、山川港には鰹が揚がり、温泉も豊富で今では地熱発電のオマケ付きです。
一月には菜の花が咲き乱れる温暖な気候で、誰にでも挨拶してくれる人達がたくさんいます。
月見で一杯、花見で一杯、何でもいいから一杯等‥
滞在時は「だれやめ」といってよく飲ませていただきました。
薩摩の人達と接しているとこの人達ならと・・・
明治維新を思い抱いたものでした(笑)
でも残念ですが、写真にある様に不細工なコンクリートの橋が出来、砂浜はすっかり痩せてしまい
波まで悪くなってしまいました。
戦時中は近くの知覧の飛行場から「特攻隊」の飛行機が
薩摩富士と呼ばれる開聞岳を眺めながら戦線に向かい飛んで行ったそうです。
我々世代の暴走族が「神風」「特攻」等とか粋がって頭に巻いていた事が
「知覧の特攻記念館」に行ったら恥ずかしくなった事も此の地が教えてくれました。
時代と共に色々変化はしますが
いつ見ても美麗山・・「開聞岳」はコンパクトでエエ感じです。
是非、機会があれば訪れて下さい。
*最後に写真の展望台は、昔は山そのままだった時代、私のトイレポイントでして
この景色は、私が日々独占しながら踏ん張り眺めていたという事を付記しておきます。
工事に携わった方々に申し訳ないなと毎度思ってしまいます。
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