すっかり季節も変わり、過ごしやすくなりましたね。
弊社では、11月の浪速試錐工業所の設立50周年を
迎えるまで、あと1ヶ月を切る季節となりました。
50周年に関してご報告があれば、追ってHPなのでUPしたいと思います。
さて、東日本大震災以降、液状化問題がクローズアップされていますね。
先日、一般住宅の液状化対策に助成金の検討を国でもしたが
1件あたりの費用が政府からすると割高だったようで
助成(予算編成)は見送られたというようなことが新聞に載っていました。
普段から「液状化」という単語があふれてる会社にいる者からすると
この検討内容は「ちょっと的外れかな」という感覚をもちました。
というのも、液状化危険地域には「液状化危険度map」
なるものが大抵あり、まずそのハザードマップから
液状化する地域かどうか素人でも検討がつきます。
で、その地図とボーリングデータを比較して見てみると
このデータなら液状化するやろうなって結構明白です。
まして、液状化するかどうかの検討だけならまだお安い
(政府からしたら高くても)ですが「この土地は液状化しますよ」って言われた場合
住宅の建築コストから考える対策費用は割に合わないと思います。
恐らく、その対策費用まで国はみてくれないでしょうし。
液状化の検討は一般的にボーリング調査が必要ですが
地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)の結果から
「液状化の判定と保証」をしてくれる商品が地盤保証会社から出るようなので
その件を含めて今後の地盤保証に関わる話を聞きに
来週東京へ行きますので、またご報告させていただきたいと思います。
地震と軟弱地盤に関しても書きたかったのですが
また機会を改めたいと思います。
Written by masuda
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