「安定した地盤」は安全な住まいづくりの基本です。

« 2011年09月 | メイン | 2011年11月 »

2011年10月 アーカイブ

2011年10月08日

液状化について

-液状化現象-

東日本大震災で「液状化現象」が広い範囲で発生し
たくさんの住宅が被害を受けましたが
企業などでは液状化対策をしていて
被害を免れた、少しの被害で収まったという結果もあります。

平面駐車場が液状化で水浸しになったTDLでも駐車場以外の
園内敷地はサンドコンパクションパイル工法といって地中に
「砂グイ」を形成する工法で対処していたため被害が
少しで収まったと考えられます。

一般に液状化現象が発生しやすい場所としては
旧沼地、砂丘間低地、盛土地、埋立地、湧水地が考えられます。

木造住宅など比較的小規模な建物に有効な液状化対策として、

地盤が液状化しにくいように地盤改良する。
被害を受けにくいように構造物を強くつくる。

といった対策が考えられていますが
TDLや石油コンビナートなどで採用されていた
サンドコンパクションパイル工法はコストが非常にかかるので
一般住宅には不向きです。

さて、一般住宅で地盤改良をするとありますが
どうなんでしょうか?そもそも一般住宅では
地盤調査しか行わず、地盤調査では地盤の良し悪しは
判断できますが液状化の検討まではなかなかできません。

液状化検討するなら基本的にはボーリング調査で
N値を調べ、土をサンプリングして検討をかけます。

あとは地域の液状化MAPを参考にしてそこに住むかどうか
ということになるんでしょうか?

下の図は大阪市のHPから引用した液状化の危険度mapです。

実際、危険度の高い地域でボーリング調査をすると
深度15m位までにゆるい砂層があり、掘っている時点でも
ボーリングマシンの振動の影響かボーリングの孔から
水が噴き出ることが普通にあります。

これからは住宅購入時に30年に一度位の大地震に備え
液状化のリスクをとるかどうかも一つの決め手になるかもしれませんね。

参考ページ

Written by Masuda