「安定した地盤」は安全な住まいづくりの基本です。

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2009年04月 アーカイブ

2009年04月06日

住宅瑕疵担保履行法と地盤調査と地盤補強工事

いよいよ住宅瑕疵担保履行法の完全施行まで
あと、半年を切りました。

1年の準備期間を設けることにより
2007年6月の建築基準法改正の混乱を避けるように
しないといけないと住宅瑕疵担保履行法の説明会に
行ったときにお役人の方が言っていましたが
実際どうなるのかは、10月1日を迎えてからになるでしょう。

この法律で保険へ加入する場合は
各指定保険法人の設計施工基準からすると基本的に
地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験など)、
地質調査(ボーリング)が必要になります。

そして、調査結果に基づき地盤補強が必要であると
判断する場合には地盤補強工事が必要となります。
(地盤が良い場合は地盤補強は必要ありません。)

さてここで・・・・「地盤補強工事」というキーワード
耳慣れない方も多いと思います。(特に建築に馴染みのない方)
実際、私もこの「なにわしすい」に入社するまでの20数年間
正直知らない言葉でしたが^^*

地盤調査の結果、地盤補強工事が必要となると思っていた以上の
費用にとまどわれるお施主さまもおられます。
それだけ地盤補強に関して認知度が低いのかもしれません。

特に見えない部分の工事ですし、普段普通に歩いてる地盤(地面)が
弱いといわれても、なかなか素直に納得のできない部分でもあるでしょう。

そういう場合は、お気軽にご相談ください。

当社では、近畿一円中心にボーリング調査及び
地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)から
地盤補強工事まで施工している実績があります。

地盤に関して納得のいくお手伝いをさせていただきます!


2009年04月09日

安息角(あんそくかく)

今回は安息角(アンソクカク)のお話です。

まず、「安息角」とは・・・・・
力学用語でもあるのですが、地盤用語としても
使われます。

さて、どんな意味でしょうか?
これは、土が自発的に崩れることなく安定を保つ
斜面を表します。

わかりやす説明すると、土の詰まった四角いハコを
地面にひっくり返すと形が崩れて山形になります。

この山形の斜度がいわゆる「安息角」で一般的に
地面を水平として30度の角度といわれています。

土砂崩れになった際、四角いハコのかどの部分は
崩れて流れてしまいますが、山形の部分は土として残り
その上の建物も残るというわけです。

annsokukaku.jpg
                         <参考図>

丘陵地であったり擁壁(ヨウヘキ)が関わる建物を
建てる際には、安息角への配慮が必要で深基礎にしたり、
鋼管杭打設をしたりとなんらかの対策をします。

それにより、土砂崩れがおきたとしても、
とりあえず家は残というわけです。

次回のブログでは
その「安息角」に絡む工事レポートをお届けします!

2009年04月21日

安息角(あんそくかく)in神戸市長田区

安息角について前回お話しましたが、
今回は地盤改良プラス安息角への対応物件のお話です。

場所は、神戸市長田区のとあるバス通りから
少し入った住宅地で、六甲花崗岩を基盤として
段丘層と沖積層が入り乱れているロケーションです。

建物は木造2Fの住宅なので
スウェーデン式サウンディング試験にて地盤調査を実施しました。
その結果、造成時の盛土と思われる部分を含めて-1.25m位までは
自沈層があり、その下、2m当りで支持層が出てきました。

本来であればその支持層を基準に考えればいいのですが
今回は石積みの擁壁があったので、
設計士さんの方から安息角への対応の指示がありあました。

説明するには百聞は一見にしかずです!
下図を参考にしてください。

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安息角30°のラインよりも下に鋼管杭を貫入することで
土砂崩れなどがおきた場合に安息角よりも下のラインに杭が
入っていることで家の下の土は流れても鋼管杭で家がもつように
考えられています。

分かりにくい場合はこちらを読んでみてください。

安息角に絡まないところは不同沈下を防ぐために支持層まで鋼管杭を貫入します。
こういう風に鋼管杭を打てば地盤改良+安息角への対応ができます^^v


↓ 実際の施工状況をわかりやすいように加工してみました ↓

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道路状況も狭かったので、狭小地向き杭打ち機のGTSにて施工しています。
ちなみに軽自動車と同じ幅なので、重機搬入が困難な現場があれば
浪速試錐(なにわしすい)工業所へ一度ご相談ください^^

結果としては見えない地中の部分になるのですが
こういった施工をすることにより、不同沈下も防げます。
地盤調査・地盤改良、その他お気軽にお問い合わせください。


気がつけばHPのカウンターが「10000」を超えていました!
始めましての方からお知り合いの方まで見にきていただいて
どうもありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げますvv