冬の足音が聞こうそうな日暮れの早さに加え
寒さも感じ、山も少しづつ紅葉しはじめていますね。
そんな本日の現場から生中継は大阪市内某所での
ダクパイル杭の施工例です。
大阪市内は基本的に軟弱地盤の多い地域で
スウェーデン式サウンディング試験(以下SWD)を実施すると
たいてい、9.50mまでの貫入となります。(詳細説明は省きます。)
ちなみに今回の建築建物は鉄骨5Fのマンションですので
設計荷重等から考慮して当然SWDではなく
ボーリング調査結果からの支持力検討を行い
深度約20mでのダクパイル杭の施工となりました。
地盤改良が必要とはいえ現地は重機が入るには
めちゃ狭い環境 ;_; (写真参照)
本当に狭く
Φ165.2mm×約20m×3X本分=600m強
の材料をおけば敷地にめいっぱい・・・
パドラ(杭打ち機)も自由に動けず
写真に写っている建柱車でダクパイルを吊り、
写真左奥で打っているパドラへのダクパイルリレー状態。
築年数が相当経っている建物が隣接しており
現場オペ、作業員、監督は大変な現場となっておりました^д^
地面から下の仕事なのではたから見ると
何やってるんだろう?という状況なのですが
竣工がいつか聞いておりませんがおそらく来年には
この上に新築のパリパリッとしたマンションが完成し
入居者をむかえ入れる環境が整うのでは・・・と思っております。
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